設備情報

活字を組み合わせた版や樹脂、亜鉛製の凸版に圧をかけて印刷します。最も古くからある印刷技法で、紙や印刷の魅力をより引き出すことができます。今日に於いては、活版印刷による凹凸のある仕上がりが、手で触れた印象が残る印刷表現となり、その強みとして評価されています。

大洋印刷ではこれからの活版印刷を展開すべく、活版印刷の技術と直結したデザインや製版データ等の版下作業からの対応をしています。

手作業のこだわり

プレスの圧やインク量などの調整は、現代の印刷機とは違い全てアナログ的です。そのため、職人による繊細な技術とこだわりが印刷物にそのまま現れます。

滲みも魅力のうち

プレスの圧を強めると文字やイラストの輪郭部分が滲みやすくなります。そのムラのある線が味となり、昔の印刷物のような粗く不正確な雰囲気が表現できます。デジタルではノイズとして排除されてしまうカスレや見当の微妙なズレ。これらも活版印刷ならではの、温かみや風合いを感じさせる表現のひとつです。

印刷仕様

用紙の厚みは種類にもよりますが、1.5mmくらいまでは印刷可能です。厚ければ厚いほど凹凸の差もはっきり表現することができます。名刺やポストカード、グリーティングカード、コースター、既製封筒の刷り込み等が得意なジャンルです。

活版機設備

Heidelberg Platen T “WINDMILL” (写真右)

世界的に普及したドイツのハイデルベルグ社による活版印刷機。印刷精度が優れておりプレス圧も高く、その独特な構造から通称“Windmill - 風車”と呼ばれています。同機での型抜加工も可能です。

ドイツ製 / 平圧式活版印刷機
給紙サイズ min 40×70mm / max 260*380mm
印刷サイズ max A4サイズ程度 ※デザインによる
回転数 max 3500 / h 程度

DELMAX 78 (写真左)

日本製の活版印刷機で、名刺など仕上がりサイズでの印刷が可能になります。(※クワエ部分など印刷に制限あり)既成封筒への刷り込み印刷に向いており、最大で角2封筒まで給紙が可能です。

日本製 / 平圧式活版印刷機
給紙サイズ min 名刺サイズ程度 / max 角2封筒サイズ
印刷サイズ max B5サイズ程度 ※デザインによる。
回転数 max 2000 / h 程度