見る角度によって絵柄が変わる、ふしぎな印刷加工。
「レンチキュラー」という加工を知っていますか?
絵柄の表面にかまぼこ状のレンズをのせることで、様々な視覚的効果を印刷物に対して追加することができる手法です。
通常、あらかじめ作成されたレンズに対して印刷加工を施す方法が主流ですが、弊社では透明なアクリル版に対してUVインクジェット機で表裏印刷し、『インクによって』レンチキュラーレンズを再現しています。
レンチキュラーレンズ自体を印刷しているため、部分的にレンズを作成したり、逆に抜いたりといった「スポット加工」が比較的自由にできます。例えばロゴや文字部分に用いることで、通常のレンチキュラーでは不得意な細かな部分もはっきりと読ませることができます。視覚的にもレンチキュラー部分と通常印刷部分が両方存在することで差が強調され、より目を惹く仕上がりになります(実用新案登録済)。
今回『デザインのひきだし51』用に作成したサンプルでは、額縁とちょうちょ部分に「スポット加工」をし、まるでちょうちょが作品から飛び出しているかのように表現しています。
また、裏側にも絵柄を印刷することができます。今回のサンプルでは、主人公の女性の周りの情景を印刷し、物語性を演出しています。
こちらの技術を『デザインのひきだし51』に掲載していただきました。
細かな仕様など書いていただいておりますので、機会がございましたらぜひご覧ください。
#『デザインのひきだし51』
この機械は最大3m×2.5mの幅で印刷可能。比較的大判での出力が得意です。
過去に制作した、海をモチーフにしたレンチキュラー作品はこちらから。
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