営業部 小川です。
7月に入り、少しずつですが普段の生活を取り戻してきたかなと感じるようになりました。
皆さま、お変わりないでしょうか?
私の子供も久しぶりの保育園となり、初日はとても心配していたのですが、心配ご無用! と言わんばかりに毎日しっかりと登園しています。やはり友達や先生と会えるのが楽しみなようで、改めて保育園の有難みを実感している今日この頃です。
4月・5月の外出自粛期間中の生活は公私ともに今まで経験したことのない日常でした。コミュニケーションの量や質の変化は、働き方にも大きく影響したのではないでしょうか。
私の所属する営業部としてはオンラインを通じて、打合せや色校正をしているものの、やはり慣れないせいかお客様との距離を感じるが故に何だか希薄な関係になりつつあると感じていました。
こんな時だからこそ、
「自分にできることはないか」
「苦境を乗り越えるために何かできないか」
「今私たちが作れるものってなんだろう」
と悶々と考える日々。
そのような外出自粛が続くある日、
某お菓子メーカーで働いているご近所さんが「もしよろしければお子さんとご一緒に!」とお菓子詰め合わせを届けにきてくれました。 そこには私が小さい頃によく食べた(今でも変わらず食べます笑)大量のお菓子が。
子供からすると夢のようなサプライズプレゼントで、大喜び!
そんな子供たちの笑顔を見たとき、私自身が改めてそのメーカーのファンになっていました。
なんというか……
お菓子を買うときはそのメーカーのものにしよう!みたいな(勝手に贔屓? もちろん頂いたご近所さまにも感謝です。。。)
その時、私たちが今出来ることを身近な人にシェアしたい!
そして私たちの“印刷”で楽しんでもらいたい!
と強く想いました。
そこで考えたのが“こんな時だからこそできる、記憶に残る印刷物(=インプリンティング)を作れないか”というものです。情報媒体としての印刷物ではなく、その時の状況や記憶も併せて紙に刷り込むことができたなら、忘れられない印刷物が出来るのではないかと思いました。ご家族や知人とおうち時間を楽しめるコースターとランチョンマットの「#おうちカフェツール」を制作しました。
デザインはこの企画に賛同してくれました、お取引のあるデザイナーさまたち。本当に素敵なデザインをありがとうございます!!
制作は色校正なしの一発勝負!
指定頂いた特色も用紙に印刷したときの色の沈み方をイメージながら練り上げます。
「用紙:特Aクッション 1.0mm厚」に「早くコロナウイルスが収束しますように…」と願いを込め、ハイデルベルグの活版印刷機にて一枚一枚丁寧にプレスしました。
出来上がりは弊社 社員へ「素敵なおうち時間をお過ごしください」とのメッセージと共に配布させて頂きました。
デザイン:BAU広告事務所
デザイン:東京アドデザイナース
もちろん、ご協力いただきましたデザイナーのみなさまへもお渡しを。
「活版を扱える機会はそれほどないので、とても楽しい制作でした。」「次回も楽しみにしています!」との声を頂き、改めてやって良かったなと思いました。
こんな時こそ、モノつくりの楽しさを発信できる会社に!
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